患者さんとのコミュニケーションや関係構築が出来た時はやりがいを感じますね。
今のクリニックでは歯科衛生士担当制で1枠45分、メンテナンスやクリーニングを行っています。
1からコミュニケーションを図っていくことになります。
全て歯科衛生士に任されているので、1~10まで、来院からお帰りになるまで全て対応しています。
患者さんが負担するメンテナンスの数千円の料金は、私たちに投資してもらっているという感覚で、無駄なく有意義に、「来てよかった」と気持ちよく帰ってもらう事が私の使命だという意識を持っています。
更にそういう意識を患者さんから持たせてもらえる事に感謝の気持ちを感じられるようになりました。
「次回も宜しくお願いします」と言って3か月後にまたメンテナンスに通って下さる患者さんがいると、人間関係が構築できた事を実感してとても有難く感じます。
予約のお電話口で「佐藤さんでお願いします」とご指名下さると本当にモチベーションが上がりますね(笑)
今の職場は最高です!
院長先生がどんどん私たちスタッフに任せてくれてますから。
丸投げという事ではなくて、主体性をもって働いて医院を回していく事の充実感を体験させてくれているんです。
やらされているのではなくて、自分たちで決めて動くという仕事の仕方や環境を整えて下さっています。
仕事は大変ですが、やるときはやる、休む時は休みのメリハリがあるので、頑張れますね。
実際に今天職かどうか、、それは自分で決める事ではなく、患者さんが決める事だと思っているんですが、、、。
本当におこがましい事ですが、「天職」ですね!
最初の医院で働いて2~3年経ったころ、ある患者さんから「あなたに診てもらいたくない!」とはっきり面と向かって言われたんです。
私の治療が痛かったようで、不注意から不快な思いをさせてしまいました。
私は「この治療を絶対やらなきゃいけない」という一方的な決めつけや勝手な解釈で、患者さんを置いてきぼりにしていたんですね。
ちょっと仕事にも慣れてきて、伸びきっていた鼻を折られた、いや折ってもらったんです。
そこからですね、「感謝の重み」「患者さんの重み」を感じられるようになったのは。
患者さんを次につなげていく意味、予約を入れて下さるのは当たり前当然じゃない、コツコツ努力を積み重ねるべきだと思ったんです。
そう感じさせてもらって自分自身が成長させてもらえる、気づかせてもらえるっていう事は、
この仕事は、私にとって天職だからだ、と思えるようになりました。
第一に「患者さんの為を思う事」を忘れてはいけないと思います。
それを忘れると自我が出てつい「こうしてください」と患者さんに対して自分主体なってしまいますから。
患者さんの本当の要望、心を開いていけるような言葉や、質問の仕方、結局コミュニケーションですね。
こういうところを忘れずにコツコツと努力していけば、感謝の気持ちを持てるようになって、自分とも向き合えて天職と思えるかもしれませんね。
コミュニケーションの仕方も人によって様々なカラーが出るので、自分の事をよく知って、持ち味を活かしていけると仕事は充実していけると思います。
具体的には、「自分は何が好きで歯科医院で働いているのか」「本当に興味がるあるものは何か」をとことん探っていくことですね。
私は人との会話やコミュニケーションが好きだと確信しているので、絶対に担当制の医院で働くという事を決めています。
歯科衛生士の中には「歯科医師のアシストをして治療をスムーズに行いたい」と決めて、アシスト業務を熟練させていく人もいます。
「嫌な事は続けない」「これは自分にとって違うな」というアンテナや選択眼をもって視野を広げる事が大切だと思います。
でもそれには当然、時間と経験が必要なので、じっくり焦らずにコツコツと進んでいくことですね。
自分にとって最適な職場と出会うためには、やっぱり出向く事だと思います。
ホームページじゃ医院の事は絶対にわからないです。
実際に赴いて見学していく事ですね。
見るポイントは「来てくださっている患者さんの表情」「患者とスタッフがどのような会話をしているか見てみる」というところですね。
そこに医院の雰囲気が出ているはずです。
実際に働いている人の働き方を見てみて、「私もそうなりたいな」と思えれば、そここそがトライすべき場所だと思います。
目指したいところがあるかどうか足を運ぶことを面倒くさがらないようにする事だと思います。
ぜひ頑張ってください!