幼かった頃に出会った優しい衛生士さん「私もこの人みたくなりたい!」


実は小さいときはめちゃめちゃ歯医者が嫌いでした。

 

小学校3年生の時、矯正をしなくてはいけないということになり、歯医者に行くのが嫌でしかたなかった記憶があります。

 

当時通うことになった歯科医院にお母さんの友達が歯科衛生士として勤務していました。

 

歯医者が嫌いで仕方なかった私の横にいつもついてくれて、とても優しく接してくれ、安心感を与えてくれました。

 

「この人みたいになりたい」

小学校時代に漠然とそう思ったのが最初のきっかけだったと思います。

 

そこから矯正治療が始まり、いろいろ話聞いていくうちに漠然とですが、目の前に映る歯科衛生士さんの仕事に魅力を感じ始めました。 

 

中学に入り歯科衛生士という職種があると知り将来こんな仕事についてみたいと視野に入れ始めました。

 

ただ毎日の流れ過ぎる日々に忙しく、高校生になって歯科衛生士という仕事についての意識が頭から薄れているところに、運命の再開のように憧れの歯科衛生士さんとたまたま再会しました。

 

そこで声を掛けられ、改めて歯科衛生士としての仕事につく事をはっきりと意識し始めました。

 

今振り返ると、周りの環境としてもDHさんが多く、介護福祉士であるお母さんの影響などもあり、誰かの役に立つ仕事、人の役に立ちたいという思いが、歯科衛生士を目指したきっかけになったのではないかと感じています。

 

幼いころ自分が歯科衛生士さんの存在で安心していました。

 

だから患者様を安心させる事が、大きな役割だと考えています。

 

また、患者様が先生に伝えづらいことを聞き出してあげることも、歯科衛生士の重要な役割と思います。

 

技術を研鑽し、知識を磨いて成長し、健康を守るのは当然として、患者様が安心して通院できる環境を整えることがDHの仕事であり役割だとも考えています。

 

そういった意味では、相手に合わせて自分を変化させることも重要な役割ではないかと思います。 

患者様との何気ない会話の中に自分自身のやりがいを発見


歯科衛生士の仕事をして、患者様から言葉をかけて頂いた時にやりがいを感じます。

 

60分枠ということもあり、患者様とのコミュニケーションが多く、完全に話をしに来ている人もいると思います。

 

そんな中で「また次もお願いね。」や「めっちゃきもちよかったわ。」「次来るの楽しみや。」と言った言葉をかけて頂けることが何よりの励みになります。

 

また担当制の為、1年目から担当させて頂いている患者様に「1年目に比べると今はめっちゃうまなったな」という言葉を頂いたときは、毎日の練習は無駄ではなかったと思い、とてもうれしい気持ちになりました。

 

また患者様の中には「うちの息子どうや」とお声かけ頂ける方もいらっしゃいます。

 

歯科衛生士として、患者様の健康を守る中で、患者様との何気ない会話の中に自分自身のやりがいを発見し充実した毎日を送れています。

 

スタッフから、難しい患者様を指名されたときは、「頼られた」と感じることができ、自分自身の成長を感じることがあります。

 

今の職場は、仕事なので良い面も厳しい面も当然ありますが、立場や職種に問わず人間関係は非常にいい職場と思っています。

 

和気あいあいとした雰囲気で、日々勤務できているので満足しています。

 

業務面では、患者様を担当制で任せてもらえるので、しっかりと継続して患者様に対応することができる環境です。

 

責任感を強く持って働ける職場環境だと思います。

そういう面で非常に満足しています。

患者様と向き合い、「健康を守る」という意識が日々強くなる


「転職かどうか」と問われると、歯科衛生士業務以外の他の仕事をしたことがないので正直分かりません。

 

ただ人を助ける仕事、人の役に立つ仕事は、自分にとっての最もやりたいことなので、、、天職なのかもしれません。

 

歯科衛生士として働ける環境には非常に満足しています。

 

日々の歯科衛生士業務を通じて、患者様の健康を守るという意識が日々強くなり、充実した日々を送っています。

 

仕事との向き合い方として、意識していることは実はあまりありません。

 

患者様とのコミュニケーションや技術の向上、いろいろな会話の中から情報も得られるので、自分が楽しいほうが大きいというのが本音です。

 

歯科衛生士という業務は、患者様としっかりと向き合うことができる仕事だと思います。

 

もし後輩にアドバイスするとすれば、目の前の患者様にしっかりと集中することが重要ではないかと考えます。

まずは自分の望むスタイルを確認して


医院の雰囲気、働いている人とDRの仲の良さ、など人間関係が重要と思います。

 

また患者様とスタッフの会話など、コミュニケーションが十分とりたい方はアポの時間などは確認し、自分の望むスタイルに合った医院を探すのも良いのではないかと思います。